[横浜]美術館とレトロ建築&喫茶店めぐり|ミッフィー展2025/横浜三塔/コーヒーの大学院


横浜で、美術館とレトロ建築&喫茶店めぐり。

崎陽軒が運営するティーラウンジ「アボリータム」でランチをしたあと、横浜・そごう美術館で開催されているミッフィー展2025を見に行ってきました。

その後、横浜を象徴する歴史的な建物「横浜三塔(キング/クイーン/ジャック)」を見に行き、コーヒーの大学院ルミエール・ド・パリで珈琲とケーキを堪能しました。

崎陽軒が運営するティーラウンジ アボリータム

まずはランチを食べに、崎陽軒が運営するティーラウンジ・アボリータムへ。

崎陽軒本店

崎陽軒は、1908年(明治41年)、初代横浜駅(現在の桜木町駅)で創業。

創業時は牛乳やサイダー、餅、寿司などを扱っていたのだとか。

その後駅弁の販売をスタートしましたが、横浜駅は東京駅から近く、駅弁の販売にはあまり有利ではなかったそう。

そこで1928年(昭和3年)に、横浜名物を作るべく、中華街で見たシュウマイを参考にした自社商品「シウマイ」を独自開発・販売開始しました。

アボリータム

そんな歴史ある崎陽軒が運営するティーラウンジが、こちらのアボリータム。

天井が高く陽の光もよく入り、開放的な雰囲気。

パストラミサンド

アフタヌーンティーが有名なんですが、このあと美術展に行くのでさくっとお昼と済ませたい。ということで、パストラミサンドを頼みました。

メニュー写真よりもボリュームたっぷりでびっくり。とはいえ野菜が多いので重くはありません、コショウのピリッと感が絶妙でおいしかった。

横浜 そごう美術館でミッフィー展を鑑賞/ぐるっとパス利用

お昼のあとはミッフィー展を見に、横浜 そごう美術館へ向かいました。

今回は、100以上もの対象施設で入場無料/割引が受けられる「ぐるっとパス」を活用!

1,800円(一般)の入場料がなんと無料になりました。

ミッフィーの作者はオランダの絵本作家、ディック・ブルーナ。ブルーナが自身の子どものために作ったうさぎの話が元となり、ミッフィーの絵本が生まれたそう。

娘と一緒にミッフィーのYouTubeをよく見ているのですが、ミッフィーが友達や家族と過ごす様子が「子どもってこういうことするよね」とすごく納得感がある描写なんです。

それはブルーナさんがお子さんの姿を重ねてミッフィーを描いたからなのかも、と思いました。

おばあちゃんが亡くなるお話、ミッフィーが万引きしてしまうお話(!)など、さまざまな作品があって、絵本にも興味が湧きました。

横浜を代表する歴史建築・横浜三塔(キング/クイーン/ジャック)

横浜から関内へ移動し、横浜を代表する歴史建築・横浜三塔(キング/クイーン/ジャック)を見学。

横浜三塔とは、神奈川県庁(キング)、横浜税関(クイーン)、横浜市開港記念会館(ジャック)の三つを総称した呼び名。

昭和初期に横浜港を利用していた外国船員が、トランプのカードに見立てて呼んだことが由来と言われています。

神奈川県庁(キング)
横浜税関(クイーン)
横浜市開港記念会館(ジャック)

個人的には横浜市開港記念会館(ジャック)が一番好きな雰囲気でした。内部のステンドグラスがすごく素敵でした!

開港当時の交通状況をモチーフにしたステンドグラス

1974年創業の喫茶店 コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ

横浜三塔を見たあとは、1974年創業の喫茶店、コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリへ。

「香り高い一杯のコーヒーを吟味してお出しする」という理念から、最高学府である「大学院」を店名に冠しているのだとか。

レトロなムード漂う店内。この雰囲気、好きすぎる…!

クレームブリュレケーキとコーヒーをいただきました。

ケーキを食べ終えたあとは、美術館で買ったお土産を開封。

美術館に行く時はいつもポストカードを買うのが小さな楽しみ。

買ったカードはファイリングしていて、時々眺めています。

自分だけの小さな美術館。これからも少しずつコレクションを増やしていきたい。

レトロを満喫できる横浜さんぽ

横浜散歩はYouTubeでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

ディレクター / ライター。YouTube&Webマガジン「てくてくレトロ」主宰・運営。