ウィンナーコーヒー発祥の店・神保町「ラドリオ」。まるで芸術品のようなウィンナーコーヒーにうっとり
小さい頃、親に連れられて入った喫茶店のメニューにある「ウィンナーコーヒー」の文字に、ぎょっとしたことがある。 ウィンナーって、ソーセージのこと? え、コーヒーの中に入ってるの……? ほどなくして、「ウ...
小さい頃、親に連れられて入った喫茶店のメニューにある「ウィンナーコーヒー」の文字に、ぎょっとしたことがある。 ウィンナーって、ソーセージのこと? え、コーヒーの中に入ってるの……? ほどなくして、「ウ...
かつて東京随一の繁華街だった浅草の中でも、娯楽施設や映画館が軒を連ね、大きな賑わいを見せた「浅草六区」は、現在も多くの観光客が足を運ぶ場所。 その一角に、こぢんまりと店を構えている喫茶店「珈琲天国」。...
うっとりするような空間だった。 フラミンゴみたいな優しいピンク色の壁に、真っ白なテーブルクロス。 絨毯を踏みしめて席に向かうと、スタッフの方が椅子を引いてくれた。軽く会釈をしながら、椅子に腰をおろす。...
神保町には素敵な喫茶店がたくさんあって、「どこに入ろうか?」といつも目移りしてしまう。 純喫茶好きならその名を知らない人はいない、と言っても過言でないほど有名な「さぼうる」や、ウインナーコーヒーの元祖...
大森駅の東口から歩いて5分ほど。商店街から横に伸びる路地に入ってしばらく進んだところに、そのお店は忽然と現れた。 居酒屋や飲食店などが立ち並ぶ中に、まるでそこだけ時間が止まったかのような建物。 イラス...
「埋もれたいなぁ」と思うことが、たまにある。 人前で話をするとか、初めましての人たちの集まりに加わるだとか。そういう、視線が自分に集まるようなシチュエーションを体験したあとは特に。 まわりの景色に、空...
「現存する日本最古の喫茶店」と聞いてピンときた人は、きっと純喫茶が好きな人だと思う。 そのお店の名は、銀座カフェーパウリスタ。 日露戦争からの帰還兵の失業問題が深刻化する日本、そして奴隷解放によって農...
1955(昭和30)年に神保町でオープンし、長きにわたり多くの人に愛されてきた純喫茶・さぼうる。 「さぼうる」の店名は、「サボる」という意味なのかな……と思っていましたが、どうやら違ったようです。 落...
その日は少し寒い、雨の日だった。 用事を済ませて駅に向かう途中、空腹に気づいて時計を見ると、12時半。 どこか入ろうか、でもちょうどお昼時だからどこも混んでいそうだな……とためらっていたら、一緒にいた...
※「アザミ」は2020年12月に閉店しました。 「甘いもの食べたくない?」 中華料理屋でラーメンと餃子をたらふく食べて店を出たあと、腹ごなしに中野を散策しているときに、さんぽ友達のみたら氏がポツリと言...
「明日休みなんだ。じゃあ、渋谷でランチでもどう?」 さんぽ友達・みたら氏からの連絡を受け、久しぶりに渋谷へ向かった。 方向音痴のわたしは、大きな駅だとどの出口から出ればいいかわからずに迷うことが多いの...
平日の15時。六本木で用事を済ませたあと、どこかで遅めのお昼を取ろうと思い、おさんぽがてら西麻布方面に向かった。 飲食店は探せばあるのだけど、高級店だったりランチの時間が終わっていたりと、なかなかちょ...