編集長コラム

【編集長コラム#01】明けましておめでたい、と思いきやいきなり緊急事態な2021年

いつもご覧いただき、ありがとうございます。てくてくレトロ編集長の中村です。

2018年5月からのんびりと更新してきた当サイトも、もうすぐ3年目。今年から「編集長コラム」を始めてみようかと思います。
不定期更新、ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。

改めまして2021年、明けましておめでとうございます……と書きたいところですが、1/7に一都三県(東京、埼玉、千葉、神奈川)に緊急事態宣言が発令され、なんだか「めでたい!」とも言いにくい雰囲気になってきました。

東京では連日1,000人、2,000人と感染者数が増えていき、医療系の専門家の方が「すでに医療崩壊と言ってもいい状態」とおっしゃっているのも、ニュースで見ました。

私自身、緊急事態宣言の発令後はまだ外出していないので、近隣のお店の状況や人出にどのくらい変化があるのかはわかりませんが、ニュースで見る限りは世の中の自粛ムードは高まっているように感じます。

てくてくレトロでも、緊急事態宣言期間中の新規取材は停止し、過去訪問分を中心に記事を公開していく予定です。また個人的にも(私はフリーランスでライター業をやっているのですが)、対面の取材や打ち合わせは控えるつもりです。

緊急事態宣言の期限は2/7ですが、感染者数の推移によっては延長もあり得るかと思います。

SNSを通して、以前お仕事で取材をさせていただいたお店の様子を度々チェックしているのですが、経営状況が厳しい中での今回の宣言発令は、どのお店にとってもかなり影響が大きいよう。

感染者数が増え続ける中、宣言発令はしかるべき措置かとは思いますが、SNSで嘆く姿を見るにつけ、やるせない気持ちになります。
一日も早い収束を願っています。

「おでかけWebマガジン」として、おでかけスポットを紹介してきた当サイト。
昨年の緊急事態宣言発令時には、個人サイトなので大きな影響はないにせよ、「外出を積極的におすすめできないこの時期に、記事を更新していいものか」と悩みました。

宣言が明けたあとも、長らく続く新型コロナウイルスの影響で記事を書くモチベーションは一時期かなり低下し、更新はストップ。
また、街歩きが好きなのに出かけられない状況に、フラストレーションを感じて気分が落ち込んでもいました。

そんな時は、おでかけ情報が載った雑誌やテレビ番組、SNSの情報などを見ながら「コロナがおさまったらここに行こう」という場所をリスト化して、気を紛らわせていました。

昨年の秋ごろから徐々にモチベーションが戻り、過去訪問分を更新しつつ、お取り寄せ情報のまとめやグッズ紹介記事など、おでかけ記事以外のコンテンツも模索しはじめましたが、そこに今回の緊急事態宣言発令。

再び、記事を更新し続けるかどうかを考えた結果、「新規訪問は停止しつつ、過去訪問分を投稿する」という方針に。そして上記方針を書いた「新規取材の一時停止について」というお知らせ記事へのリンクを、サイト上部に掲出することにしました。

(まぁ個人サイトなので、そんなにきっちりやらなくてもぬるっと更新し続ければいいのではとも思いましたが、一応)

更新し続ける理由は2つ。

1つ目は、自分の精神衛生上の理由。
昨年はいろいろと制限がある「我慢の年」でしたが、一時期もんのすごおぉぉく精神状態が悪化しました。趣味のひとつであるブログを我慢したのも、その一因。なので、個人的な都合により更新し続けようと思っています。

2つ目は、「誰かの気を紛らわせられたらいいな」という思いから。
外出自粛によりストレス満タン、メンタルがやばくなり時に泣き時にうめきながら家の中で筋トレに励んでいた(実話)時の私の気を紛らわせてくれたのが、「雑誌やネットでおでかけ情報を見る」だったので、同じような人の気晴らしになればいいな、と……。

しんどいですよね、今の状況。いつになったらコロナが落ち着くんだろうと、先が見えない。

「もっと辛い思いをしている人はたくさんいる」というのはわかっている。
外出自粛の中でも、ある程度通常どおりの生活を送れている私が、「辛い」と言ってはいけない気がする。

無意識のうちにそう思っていたのも、気持ちが落ち込んでしまった原因だったんじゃないかと思います。

なので最近は無理に我慢せず、ストレスが溜まった時には「あぁ〜〜しんどいなあぁ〜〜〜」と口に出すようにしています。
なんとなく、口にしたほうがストレス発散効果があるような気がして(知らんけど)。

「あなたよりも辛い思いをしている人は、世の中にたくさんいるのよ」と誰かに言われたとしても、それが事実だとしても、それを知ったところで自分が今感じている「辛さ」がなくなるわけではない。

「自分より辛い人はたくさんいるから、辛いと思ってはいけない」なんてことはないはずで。
だって、机に足をぶつけて痛いのに「痛いと思うな!」って言われても無理じゃないですか。実際に「痛い」と感じているんだから。

先行きが見えない日々に不安はありますが、自分なりの楽しみを見い出して乗り越えていきたいものです。

編集長
編集長
それでは、今回のコラムはこれにて。
ABOUT ME
中村 英里|てくてくレトロ編集長
中村 英里|てくてくレトロ編集長
浅草出身の取材ライター。インタビュー記事や店舗取材記事を書くかたわら、「てくてくレトロ」を運営しています。純喫茶や下町、和を感じるものが好き。