神楽坂レトロ散歩。個性的なショップやカフェを巡り、肉まん食べ比べ

今回ご紹介するのは神楽坂です。江戸時代から続く花街としての歴史がある神楽坂ですが、実は「東京の小さなパリ」としても知られています。神楽坂を散歩しながら、個性的なショップや歴史ある神社、有名店の肉まんを楽しむ一日をご紹介します。

AKOMEYA TOKYO 食品・雑貨のライフスタイルショップ

AKOMEYA TOKYOは、お米を中心に食品や雑貨を扱うライフスタイルショップです。この日は夏飯フェアが開催中で、お茶漬けや冷や汁がたくさん並んでいました。

“日本の食の可能性を拡げる”という理念を持つAKOMEYA TOKYO。店内には全国各地から集められた、こだわりの食品が並んでいます。

にしきやのカレーを発見。パッケージが可愛いので、ちょっとしたギフトにおすすめです。店内には和食やスイーツが味わえるスペース「AKOMEYA食堂」もあります。

赤城神社、善國寺…歴史ある神社仏閣を巡る

赤城神社

赤城神社は、700年以上の歴史を持つ神社です。隈研吾がデザインしたモダンな神社としても知られ、2013年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

七夕が近かったので、たくさんの短冊があり、願い事が書かれていました。赤城神社の中にはカフェもあり、神社の静かな雰囲気を楽しみながら一息つけるスポットです。

善國寺

こちらは、神楽坂通りの真ん中あたりに位置する善國寺。徳川家康の意を受け創建された、約400年の歴史を持つ寺院です。荘厳な雰囲気が漂い、歴史を感じることができます。

ヨーロッパ各地の雑貨がたくさん!欧州航路

善國寺の向かいにある可愛らしい雑貨店、欧州航路。ヨーロッパ各地の雑貨やアクセサリーを扱うお店で、店内には色々な国の商品が所狭しと並んでいます。

素敵なアイテムがたくさんありましたが、中でも気になったのはチェコガラスのボタンピアス。ボタンを使ったアクセサリーが好きなので、大量のボタンピアスを前に大興奮!迷った末、2つのピアスを購入しました。

花街の雰囲気香る芸者新道、かくれんぼ横丁を歩く

江戸時代から続く花街としての歴史をもつ神楽坂。石畳の道に和食店が立ち並び、花街の雰囲気を感じることができます。

細い路地が入り組んでいる「かくれんぼ横丁」と呼ばれるエリアもあります。お忍びで来た人が後をつけられても横道に入れば人目を忍べると言われています。

金沢生まれの和コスメ MAKANAI

金沢生まれの和コスメのお店、まかないコスメ。和の雰囲気があり、素敵な店内でいろいろな商品を試すことができます。購入には至りませんでしたが、いろいろと試させていただきました。

1996年創業のCANAL CAFE。ボート場も併設

飯田橋駅のすぐ近く、牛込濠沿いにあるレストラン、カナルカフェ。

1996年にオープンした歴史あるカフェで、元々は東京最古のボート場「東京水上倶楽部」としてオープンした場所です。当時は水底が見えるほど水が透き通り、蛍や海老も生息していたそうですが、都市開発に伴い、水は汚染されボート場の利用者も減少。

しかし、1996年にオープンしたカナルカフェは、牛込濠の自然やボート場の歴史を守りたいというオーナーの思いから誕生しました。

川沿いの席で桜香る紅茶・サクラティーとプリンを味わい、のんびりと過ごしました。

五十番と五〇番で肉まんを購入。自宅で食べ比べ

神楽坂には有名な肉まん屋さんが2店舗あります。名前は似ていますが、別のお店です。まずは「五十番」で肉まんをゲット!その後、「五〇番」でも肉まんを購入し、自宅で2つのお店の肉まんを食べ比べてみました。

五十番 元祖肉まん530円

五〇番 肉まん 480円

五〇番の肉まんは五十番よりも小さめで、具材がごろごろしていて、甘みを感じました。一方、五十番の肉まんは大きくて、具材はミンチ状でみっちり詰まっており、塩気を感じる味わい。

結論、どっちもおいしい!2つのお店の肉まんを買って食べ比べるのは楽しかったです。

歴史とモダンが融合した街・神楽坂

神楽坂は、歴史とモダンが融合した街。個性的なショップ巡りや神社参拝、肉まんの食べ比べなど、楽しみ方がたくさんあります。ぜひ一度神楽坂に訪れてみてください。

コンテンツディレクター / ライター。YouTube&Webマガジン「てくてくレトロ」運営。