上野「国立西洋美術館」の常設展でモネやルノワールの絵画を鑑賞/カフェ「すいれん」

上野公園内には多くの美術館・博物館がありますが、1959年(昭和34年)に開館した「国立西洋美術館」は、西洋美術作品を所蔵・展示している美術館です。

本館は世界文化遺産に登録されており、建物の価値にも注目が集まっています。

1年半ほど改装のため休館していたのですが、2022年4月10日にリニューアルオープン。

先日、常設展を鑑賞してきたので、レポートしたいと思います。

休館を経て、2022年4月リニューアルオープン|上野「国立西洋美術館」

冒頭でもご紹介しましたが、上野「国立西洋美術館」は改装のため、約1年半休館をしていました。

本館と前庭を含む敷地全体が、「ル・コルビュジエの建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献ー」の一部として2016年に世界遺産に登録された同館。

しかし、世界遺産への登録時に「ル・コルビュジエの設計による当初の前庭の設計意図が一部失われている」という指摘があったそう。

前庭は1959年の開館以来、美術館としての機能の向上を目的に様々な改変が行われてきましたが、その指摘をきっかけに、開館時の姿に可能な限り戻すよう、リニューアルすることに。

そして2022年4月10日、改装が完了し、リニューアルオープンを果たしました。

西洋美術を時代順にひと通り鑑賞できる常設展|上野「国立西洋美術館」

その存在は知りつつも、足を運んだことはなかった「国立西洋美術館」。

今回なぜ行ったのかというと、とある本で「西洋美術作品が時代順に展示されているので、西洋美術の流れを知るのにおすすめ」という情報を読んだから。

ちなみに同じ本で、「日本の美術作品の鑑賞なら、上野の国立博物館の常設展がおすすめ」と書かれていました。そっちも今度行きたいなぁ。

常設展のチケットは一般(大人)500円。展示室内は、基本的には撮影OKです。一部、撮影NGマークがついている作品だけは撮ったらダメなのでご注意を。

私は美術作品にはそんなに詳しくないのですが、モネやルノワールなど有名どころの作品も多くあったので、「これ見たことある!」「なんかこの画家さんの名前、どっかで聞いたことあるな」みたいな感じで楽しめました。

フロア内のところどころにQRコードが。何だろう? と思って読み取ってみると、スマホから解説ページに飛べましたこれ、よかった!
個別の作品の解説ではなくて、時代ごとの美術作品の特色とか、より概論的な情報を知ることができる内容になっていました。

QRコードの解説を読みながらじっくり鑑賞していると、けっこう時間がかかりました。常設展とあわせて同じ日に企画展も見たいな、という方はたっぷり時間がある時に行くのがおすすめ。

あとは美術館あるあるですが、作品保護のために室内の温度がかなり低くなっています。今回たしか夏〜秋にかけての時期に行ったんですが、通りすがりにふらっと立ち寄ったので上着がなく、薄手のニットにストールを巻き付けて館内をめぐりましたが、すっかり冷えてしまいました……。

寒がりな方は上着は必須です! 冬はコートを来ているので大丈夫かと思いますが、夏場はとくに注意。

気に入った作品を並べてみる|上野「国立西洋美術館」

気に入った作品をいくつか写真におさめたので、メモがてら並べていきたいと思います!

カルロ・ドルチ|悲しみの聖母
ジャン=ヴィクトール・ベルタン|ギリシアの風景
ジャン=ヴィクトール・ベルタン|ギリシアの風景(一部)
アンリ・ファンタン=ラトゥール|花と果物、ワイン容れのある静物
アンリ・ファンタン=ラトゥール|花と果物、ワイン容れのある静物(一部)
アンリ・ファンタン=ラトゥール|花と果物、ワイン容れのある静物(一部)
シャルル=ルネ・ド・ポール・ド・サン・マルソー|マリー・パシュキルツェフの胸像
ベルト・モリゾ|黒いドレスの女性(観劇の前)
クロード・モネ|陽を浴びるポプラ並木
クロード・モネ|舟遊び
エルネスト・ローラン|テラスの二人の婦人
アンリ=ジャン=ギヨーム・マルタン|娘
クロード・モネ|睡蓮
ポール・シニャック|サン=トロペの港
ポール・シニャック|サン=トロペの港(一部)

私はがっつり美術ファンというわけではなくて、「綺麗なものをぼんやり眺めたいな」という気分の時に、たまーに美術館に行くくらい。作品の時代背景や画家に関する知識があればより深く楽しめるのかもしれませんが、そこまで深く追求しようとは思っていません。

でも、そういった専門知識がないライトユーザーても、目の前の絵を見て「色が綺麗だな」とか「果物の質感リアルですごい!」とか、単純に感動できるし楽しめるのが、美術館のいいところなのかも、と思いました。

館内のカフェ「すいれん」|上野「国立西洋美術館」

常設展をめぐる前に、国立西洋美術館の中にあるカフェ「すいれん」でランチを食べたので、カフェのようすもご紹介。

中庭側は一面ガラス張りになっていて、日の光がよく入り明るい雰囲気。

ル・コルビジエ プレート(1,900円)をいただきました。

パンやらパスタやら前菜やら、いろんなものがちょこちょこっと乗っています。量はけっこう少なめ。この時はあまりお腹が空いていなかったのでこれで十分でしたが、めちゃくちゃ空腹だったら足りなかったかも(笑)。

カフェは美術展のチケットを買わなくても利用できます。落ち着いた雰囲気でのんびりできるので、上野公園の散歩の休憩に立ち寄るのもおすすめです!

同じく上野公園内にある「東京都美術館」のゴッホ展に行った時の記事もありますので、よろしければぜひ。

【店舗情報】アクセス、禁煙/喫煙情報など|上野「国立西洋美術館」

住所:東京都台東区上野公園7番7号

常設展/企画展:9:30~17:30、金曜・土曜日 9:30~20:00

休館日:毎週月曜日
※ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌平日が休館
※年末年始(2022年12月30日〜2023年1月1日)

常設展観覧料:一般500円、大学生250円

※休館日などは、国立西洋美術館Webサイト「ご利用案内」ページ(以下)を参照。より詳しい情報、最新情報は以下ページからご参照ください。

浅草出身のレトロ好きライター。Webマガジン「てくてくレトロ」主宰。明治〜昭和の喫茶店にまつわるコラムや、レトロスポット取材記事の執筆をしています。