創業は大正時代。浅草の老舗「亀十」のふかふかどら焼き(日持ち・価格・店舗情報)

浅草の有名老舗和菓子店「亀十」。常に大行列ができている人気のお店です。

地元民ではあるものの、実は亀十には行ったことはなく……常に行列ができているのでなかなか足が向かなかったんです。

しかし、今回遠方の知人から購入を頼まれたので、ついでに自宅用も購入。大人気のどら焼きを初めて食べました。

どら焼きで有名な和菓子店|浅草「亀十」

「亀十」は、地下鉄/東部線の浅草駅から徒歩1分ほど、雷門がある「雷門通り」沿いにあるお店です。

平日の午前中でこの行列……! 土日はもっと並びます。

大正時代に創業したという「亀十」さん。一番の人気商品はどら焼きです。

なんでも、東京三大どら焼きのうちのひとつなんだとか。ちなみにほかの2つは、上野「うさぎや」と東十条「黒松本舗草月」だそうです。こちらの2店舗も気になるなー。

黒糖を使った「松風」やカステラ、きんつばなどいろいろな和菓子がありましたが、今回はどら焼きを購入!

白あん・黒あんどら焼き(各390円)を実食|浅草「亀十」

白あんと黒あん、両方のどら焼きを購入しました。

価格はそれぞれ390円。スーパーやコンビニで売っているようなどら焼きと比べると高く感じますが、大量生産品とは違ってひとつひとつ手作りされているので、このくらいのお値段にはなるんだろうな、と。

まずは黒あんを実食。

粒あんです。手に持っただけで、生地がふかっとしているのがわかります……おいしそう!

ふわっふわの生地の中には、あずき感たっぷりのあんこ。優しい味わいが口の中に広がります。おいしいぃぃぃぃ。

続いて白あんも食べました。こちらも当然のごとくおいしい。黒あんよりもややあっさりとした味わいです。こちらも粒あん。

焼き目のムラから、手作り感が感じられます。この素朴な見た目もいいですね。
あと、あんこは端までぎっちり入っているわけではありません。個人的には生地多めのほうが好きなのでこれは好み!

どら焼きの日持ち/賞味期限、通販はある?|浅草「亀十」

お土産にも喜ばれる亀十のどら焼きですが、人に渡すとなると気になるのは日持ちの日数。
袋に貼ってあったシールに主な商品の日持ち日数が書いてあったので、どら焼きとあわせてご紹介しますね。

  • どら焼き:3日間
  • 松風:3日間
  • きんつば:4日間
  • もなか:6日間

焼き菓子と比べるとやはりそこまで日持ちはしません。お土産として渡す際にはご注意を!

それと、今回は遠方の知人に購入したものを郵送したのですが、店舗から直接郵送もできるものの、それだとかなり日数がかかってしまうとのことだったので(数日〜1週間とかだったかな……? すみませんうろ覚えです)、購入後に宅配便の窓口へ行き、配送手続きをしました。こちらも参考まで。

なお、亀十さんは残念ながら通販はやっていません。
某ネットショッピングサイトで高値で販売されているのを見ましたが、亀十の公式ネットショップではなさそうです……。

お土産やおうちでのお茶のおともにぴったりの亀十のどら焼き。
遅い時間になると売り切れてしまうようなので、早めの時間に買いに行くのがおすすめです。ぜひ一度ご賞味あれ。

和菓子が好きな方は、芋きんで有名な「浅草満願堂」もおすすめです!

【店舗情報】アクセス、営業時間など|浅草「亀十」

住所:〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目18-11
電話番号:03-3841-2210
営業時間:10:00~19:00
定休日:年中無休

※営業時間等は以下サイトを参照。
浅草のれん会:https://asakusa-noren.jp/archives/63

浅草出身のライター。「レトロ」を軸に執筆活動を展開。「和樂Web(小学館)」「びゅうたび(JR)」など各種メディアにて、明治〜昭和の喫茶店文化や食文化にまつわるコラム、レトロスポットの取材記事などを執筆。当Webマガジン「てくてくレトロ」主宰。