上野の「藝大アートプラザ」で藝大ゆかりの作品を楽しむ/キッチンカーカフェ「NoM cafe」

「藝大アートプラザ」は、東京藝術大学の敷地内にあるギャラリーショップです。

藝大の学生や教職員、卒業生の作品が展示されていて、購入もできます。

上野公園を散歩している途中に見つけ、ふと惹かれて入りました。

東京藝大ゆかりの作品を展示・販売|上野「藝大アートプラザ」

日本で唯一の国立総合芸術大学として、1949(昭和24)年に創立した東京藝術大学。

そして「藝大アートプラザ」は、東京藝術大学の敷地内に、2018年にオープンした施設です。

藝大アートプラザでは、藝大の学生や教職員、卒業生の作品が展示されていて、購入もできます。

店内には、絵画や立体作品、アクセサリーやブローチや花瓶など、2学部14学科にわたる、多種多様な作品がずらり。

作品のほか、藝大のオリジナルグッズやアート関連書籍もありました。

印象的だった展示作品を紹介|上野「藝大アートプラザ」

店内には「撮影OK、SNSへの投稿もぜひ!」との貼り紙があったので、気になった作品をいくつか撮らせていただきました。
藝大アートプラザのWebサイトに、作家さんのプロフィールページもあったので、あわせてご紹介します!

(※順不同、一部敬称略)

「君の心臓は僕より少しだけ早い」佐々木怜央

「君の心臓は僕より少しだけ早い」 佐々木怜央

果物を模したガラスの作品。写真だとなかなかうまく写せなかったのですが、中がクリアで、ゼリーみたいにきらきらしていて綺麗でした。

▼佐々木怜央さんの作家ページ

「掟 2021」猪瀬 昌延

「掟 2021」猪瀬 昌延

なぜかわからないけれど、妙に気になった作品。服や肌のまだらな感じが印象的でした。

▼猪瀬昌延さんの作家ページ

「untitled」太田力天

「untitled」太田力天

一番印象に残っている作品はこちら。

ぼやん、とフォーカスが合ってない感じが面白いな、と思いました。これだけぼやん、としているのにちゃんと人の顔に見えるのが不思議。

作品を見た時には、髪を結んだ女性かな、と思ったんですが、今写真を見返してみると線の細い男性にも見えるような気もします。

▼太田力天さんの作家ページ

アート初心者でも手が届く価格帯の作品も。企画展も随時開催!|上野「藝大アートプラザ」

店内には、数万〜数十万円する作品も多いですが、千円台から買えるアクセサリーなど、手に取りやすい値段のものもあります。

「アートのかけら」というコーナーもあって、そこでは小さい絵や構想段階のスケッチのようなものが、一万円前後の価格で展示・販売されていました。

アート初心者からすると、数十万円はちょっと敷居が高いですが、「このくらいの値段なら買えそう」と思える価格帯の作品もけっこうありました。

引っ越しから間もないのでまだ家が雑然としているんですが、もう少し片付いたら絵か何かを飾りたいと思っているので、またのぞきに行きたい。

また、店内では企画展も随時行っているようです!

芸大には、アートプラザとは別に美術館もあるので、今度はそちらにも伺いたいな、と思いました。

チャイと珈琲のキッチンカー「NoM cafe」|上野「藝大アートプラザ」

藝大アートプラザの前はちょっとした広場になっていて、そこにキッチンカー形式のカフェ「NoM Cafe」が出店しています。

オープンエアな空間で、コーヒーやチャイを飲みながらのんびり。最高!

休日には混雑する上野ですが、藝大近辺はそこまで人出も多くないので、ここは穴場かもしれません。

上野駅からは少し距離があるのですが、人混みを離れてゆっくりしたい方はぜひ。

【施設情報】上野「藝大アートプラザ」

geidai art plaza | 藝大アートプラザ
住所:東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学美術学部構内

浅草出身のライター。「レトロ」を軸に執筆活動を展開。「和樂Web(小学館)」「びゅうたび(JR)」など各種メディアにて、明治〜昭和の喫茶店文化や食文化にまつわるコラム、レトロスポットの取材記事などを執筆。当Webマガジン「てくてくレトロ」主宰。