焼き芋・コーヒー・桜…20種類以上のあんぱんを楽しめる浅草のパン屋「あんですMATOBA」

小さい頃から当たり前に通いすぎていたので、わざわざブログに書く……という発想に今まで至っていなかった「あんですMATOBA」。

大正時代から続くあんこ製造会社「的場製餡所」が運営する、地元民に愛されるパン屋さんです。

大正創業のあんこ屋さんが運営するパン屋｜浅草「あんですMATOBA」

「あんですMATOBA」があるのは、浅草寺の北側、いわゆる奥浅草と呼ばれるエリアです。
浅草駅からは、歩いて10分程度。お店は、浅草寺の北側にある言問通りという大きな通り沿いにあります。

冒頭にも書いたとおり、ここは小さい頃からよく通っているパン屋さん。日常にとけこんでいたこともあり、どんなお店なのかわざわざ調べたことはなく、「あんこを作ってる会社が運営しているお店なんだよね、たしか」というふわっとした知識のみがありました。

改めてネットで調べてみたところ、大正時代から続く老舗企業「的場製餡所」が親会社で、自社工場で作ったあんこを使ったパンを販売しているアンテナショップ的な位置付けのお店のよう。

「あんですMATOBA」がオープンしたのは1980年。オープンの経緯についてWebサイトには、「パン屋の娘と餡子屋の息子が結婚して誕生した」と書かれていました。そんな経緯があったとは知らなかった！

店内にはいろいろな種類のあんぱんがずらり。ふつうのパン屋さんならあってもこしあん・つぶあんの2種類くらいでしょうか？　あんですMATOBAには、20種類以上のあんぱんがあるそうです。

こしあん、つぶあん、白あん、うぐいすあん……といった定番系をはじめ、焼き芋やコーヒー、栗、季節限定の桜やゆず、など変わり種のあんこが入ったあんぱんもたくさんあります。

あんぱんだけでなくサンドイッチやお惣菜パンもありますので、しょっぱいパンを食べたい方もご安心を。
ただ、バゲットなどハード系のパンはありません。全体的に、昔ながらのパン屋さんにある感じのふわふわ系のパンです。

運営元が製餡所ということで、あんこの販売もしています。

でも販売単位が1袋＝1kgなんですよね。ちょっと多い……あんこをつかったお菓子をたくさん作る方にはいいのかもしれませんが、そういうわけでもないので、いつも大人しくあんぱんを購入しております。

「あんですMATOBA」さんは、お店の軒先（屋外）にちょっとした机と椅子があって、そこでパンを食べることもできるようです。
ただ、たしかテーブルが1つとかだった気がするので、基本的にはテイクアウトがメインになるかな、と。

ということで、パンを購入して帰宅！

こちらの5種類を購入しました。朝食用に2〜3個程度買うつもりだったんですけど、思ったよりも買いすぎたな……笑

昔から好きなのは、このフラワーシリーズのあんぱん。小倉フラワーには小倉あん（つぶあん）、うぐいすフラワーには青エンドウを使った緑色のうぐいす餡が練り込まれています。とくに好きなのはうぐいすフラワー。毎回買っているような気がする。

丸い形のパンの中にあんこが詰まっている、一般的なタイプのあんぱんもありますが、ふわふわっとしたパンの食感をより楽しめるので、私はよくこちらを買います。あんこをがっつり楽しみたい人は、丸いあんぱんのほうがいいかも。

コーヒーあんぱんは初めて食べました。私が小さい頃にはなかった気がするなぁ……？　あんこ自体にコーヒーが練り込んであるようです。ホイップクリームも入っています。
これ、おいしかった！　あんことコーヒーって合いますよね。コーヒーを飲みながら和菓子を食べる、とかもけっこう好き。

あんですMATOBAさんではいつもあんぱんを中心に買うので、しょっぱい系のお惣菜パンはもしかしたら初めてかも……？
ミートコロッケも海老カツ＋たまごサンドも、どちらもおいしかった！

これだけの種類のあんぱんが揃っているパン屋さんは、なかなかないような気がします。あんこが好きな方におすすめ！
浅草寺など観光エリアからも近いので、テイクアウトして散歩がてら食べ歩きをするのも楽しいですよ。

あんですMATOBAのような地元系パン屋とは違いますが、浅草からスカイツリーに向かう途中にあるパン屋「むうや」もおすすめ。「パンとエスプレッソと」の人気パン「ムー」をメインに扱うパン屋さんで、店内にカフェスペースもあります！
↓

住所：東京都台東区浅草3-3-2
最寄駅：東武線/地下鉄浅草駅から徒歩約10分
営業時間：AM7:30～PM6:30
定休日：日曜・祝日
TEL：03-3876-2569

※最新のお知らせ（年末年始の営業状況など）は公式サイトにてご確認ください。
http://www.matoba-seian.co.jp/andesu/