浅草の純喫茶「Asakusa Cafe(アサクサカフェ)」で挽きたてスペシャリティーコーヒーを

浅草散策の途中に立ち寄った「Asakusa Cafe(アサクサカフェ)」。
前を通りかかるたびに気になっていたのですが、今回初めて訪問しました。

落ち着いた雰囲気の店内で、挽きたてのスペシャリティーコーヒーをいただけるお店です。

各線浅草駅から徒歩5分。お店は2階|Asakusa Cafe(アサクサカフェ)

「Asakusa Cafe(アサクサカフェ)は、新仲見世通りとオレンジ通りが交差するところのビルの2階にある喫茶店です。

地下鉄浅草線/銀座線の浅草駅とつくばエクスプレスの浅草駅のちょうど中間くらいの位置で、どちらの駅からも5分もかからない場所にあります。(※地下鉄浅草駅とつくばエクスプレスの浅草駅は、5〜600m、徒歩だと8分ほどの距離)

上へと続く階段の入口には、店内写真が掲示してある看板が。2階ということで店内のようすは見えませんが、落ち着いた雰囲気の素敵なお店だな……と思い、入ってみることに。

ステンドグラス調のランプがかわいい。店内の雰囲気が窺い知れないお店って、入るのにすこし緊張するな……と思いつつ、入店。

落ち着いた雰囲気の店内には力士の手形!|Asakusa Cafe(アサクサカフェ)

Asakusa Cafe(アサクサカフェ)の店内は、全体的にダークブラウン調の落ち着いた雰囲気。
カフェというよりは「喫茶店」のほうが、呼び名としてしっくりくる気がします。

いつごろオープンしたのか正確な日付はわかりませんが、確認できる範囲だと2011年にはすでにオープンしていたようなので、少なくとも10年くらいはこの地で営業をされている模様。

天井には、小さなステンドグラスのランプがいくつも下がっています。色や形がバラバラなのがかわいい。

そして壁には力士の手形が。右側は横綱・白鵬の手形のようです。手、でっかいな!

手形や壁の感じなど、店内のところどころに和テイストを感じます。なんだか落ち着く。

挽きたてのスペシャリティーコーヒー|Asakusa Cafe(アサクサカフェ)

Asakusa Cafe(アサクサカフェ)では、挽きたてのスペシャリティーコーヒーやケーキ、軽食などを提供しています。

とくにコーヒーにはこだわっているようで、メニューには種類ごとに「コク」「苦味」「酸味」などそれぞれの指標が書かれていました。(5段階のうち苦味は3、酸味は4……というように)
コーヒーの銘柄だけを見ても味のイメージがしにくいので、これなら選びやすくていいな、と。

いろいろな種類があって迷いましたが、初めて来たしまずはオリジナルブレンドかな、と思い注文。
コーヒー豆は、注文してから挽いて一杯ずつドリップしていました。

オリジナルブレンドは、苦味と酸味のバランスがちょうどよく、深煎りということでしっかりとした味わいでした。

カップとスプーンが変わったデザインで素敵だなと思い、調べてみたところ「Villeroy-Boch(ビレロイ&ボッホ)」の「ニューウェイブカフェシリーズ」というもののよう。

白一色とシンプルながら、波打った持ち手が印象的です。

このリンゴ型のシュガーポットは、調べてみてもビレロイ&ボッホのものかどうかはわかりませんでした……でもカップ&ソーサーの洗練された雰囲気に合っていますね。

Asakusa Cafe(アサクサカフェ)は、観光客向けというより、街の喫茶店…といった印象。浅草の喧騒を離れてのんびりしたい方におすすめです。
落ち着いた店内で、こだわりのコーヒーを楽しみたい方はぜひ。

すぐ近くに、芋ようかんで有名な「舟和」があります。喫茶店でコーヒーを飲んだあとに、おみやげを買いたくなったらぜひこちらへ!

【お取り寄せ・手土産】浅草「舟和」の芋ようかん・あんこ玉(日持ち/賞味期限/冷凍できる?など)

【店舗情報】Asakusa Cafe(アサクサカフェ)

※全席禁煙です。

浅草出身のライター。「レトロ」を軸に執筆活動を展開。「和樂Web(小学館)」「びゅうたび(JR)」など各種メディアにて、明治〜昭和の喫茶店文化や食文化にまつわるコラム、レトロスポットの取材記事などを執筆。当Webマガジン「てくてくレトロ」主宰。