カフェ

蔵前/田原町の「LUCENT COFFEE」で味わう、フルーティーな浅煎りコーヒーの魅力

所用があり、蔵前〜田原町あたりをうろついていたある日。

用事の合間に「どこかでコーヒーを飲みたいな」と思い、Googleマップで検索して見つけたのが、「LUCENT COFFEE」さん。

浅煎り専門のコーヒーショップで、フルーティーでさわやかな、浅煎りならではの魅力にあふれたコーヒーが楽しめます。


浅煎り専門のコーヒーショップ|蔵前/田原町「LUCENT COFFEE」

「LUCENT COFFEE」は、大江戸線の蔵前駅と銀座線の田原町駅のちょうど間くらい、国際通り沿いにあるお店です。

店名の”LUCENT”は、「半透明な・光る・輝く」という意味。

「何かに染まらず、半透明に自然に溶け込む日常の一部になるように」という思いが込められているそうです。

LUCENT COFFEEさんでは、コーヒー豆本来の甘みや酸味、果実味などを味わってもらいたい……という理由から、浅煎りコーヒーのみを扱っています。

店内では、コーヒー豆やグッズの販売も行っていました。

店内にはテーブルがなく、壁沿いにぐるりとカウンター席があるのみ。

友達とのおしゃべりやがっつりPC作業で長居するような使い方ではなく、純粋にコーヒーを飲みたい時に来るのにぴったりなお店だと感じました。


「コーヒーの苦さがダメ」な方にぜひ飲んでほしい、浅煎りコーヒーの魅力|蔵前/田原町「LUCENT COFFEE」

「LUCENT COFFEE」さんはカウンターでオーダーする先払い制です。

ドリップコーヒーは全部で五種類。パウンドケーなどのスイーツメニューもありました。

どれ飲んだか覚えておこう、と思ってメニューを撮らせていただきました

今回飲んだのは、「ETHIOPIA Karamo – Natural」です。
メニューの説明書きによると、「マンゴーとセイロンティーの風味、華やかでフルーティーな味わい」とのこと。

ちなみに、カフェやコーヒー販売店などで「チョコレートのような」「マンゴーの風味」「ナッツ感」みたいな文言が書かれていますが、本当にがっつりチョコやマンゴーの味がするわけではないのでご注意を。風味を伝えるための表現としてわかりやすい名称を出しているんだと思います。
(昔それを知らずに飲んだ時に「フルーツの味しない……なぜ?」ってなった)

浅煎りのコーヒー、久しぶりに飲みました。
普段は純喫茶に行くことが多いのですが、昔ながらのお店で出されるコーヒーは、比較的濃いめのコーヒーが出てくることが多いんですよね。(大正〜昭和期にはブラジルコーヒーが主流だったので、純喫茶ではその流れをくんでいるのかな、と推察)

さらりとしていて、苦みよりもさわやかな酸味のほうが、より強く感じられます。
マンゴーっぽいかどうかは正直わかりませんでしたが、「華やかでフルーティー」は確かにそうだな! と。ラズベリーやライム系ともまた違うフルーティーさを感じました。

「苦いのが嫌でコーヒーが飲めない」という方は、浅煎りを飲むとコーヒーの概念が覆るかもしれません。

ちなみに超余談ですが、昔は苦くてビールが飲めなかった筆者は、フルーティーなクラフトビールを飲んだのを機に、ビール全般が飲めるようになりました。

日本の一般的なビールは下面発酵という製法で作られていて、喉越しやキレ重視、ホップの苦みが強めのもの(ラガータイプ)が多いのが特徴。
一方、クラフトビールは上面発酵で作られるものが多く(※)、上面発酵ではフルーティーな味の元になる成分(エステル)が多く作られるため、芳醇な味わいになります。苦味も少ないので、すごく飲みやすいんです。

※クラフトビールの中にも下面発酵で作られるものはあります。

何が言いたいかというと、私はフルーティーなビールを入り口にビールの味に慣れていき、ラガータイプの苦いビールも飲めるようになったので、コーヒーでも同様のことがいえるかもしれないな、と。

コーヒーを無理に飲む必要はもちろんありませんが、「カフェは好きだけどコーヒーが苦手……コーヒーを飲めるようになったらもっと楽しめるのかな?」なんて悩みを抱えている方は、ぜひ浅煎りから始めてみてはいかがでしょうか。


ドリップパックでおうちカフェ|蔵前/田原町「LUCENT COFFEE」

「LUCENT COFFEE」さんでは、コーヒーのドリップパックも販売しています。
コーヒー豆は複数種類がありますが、ドリップパックは「COLOMBIA Ruben Parra – Washed」の一種類のみ。

メニューの説明書きによると、「アプリコット風味、程よい酸味と甘さのバランスが良い味わい」とのこと。ふむ。

後日飲んでみましたが、「アプリコット」というだけあって、お店で飲んだエチオピアよりも酸味がすこしあるような気がするようなしないような。

うーん、やっぱり二種類を並べて飲み比べないと、違いが明確にわからないな……。数日前に飲んだコーヒーの味を思い出せるほどの味覚の記憶力は持ち合わせておりませんで。でも、おいしいのは確かです。

一時期コーヒー豆を常備していたのですが、最近は買っていないので、今度伺った際には豆を購入してみようかな、と思いました。


【店舗情報】蔵前/田原町「LUCENT COFFEE」

ABOUT ME
中村 英里|てくてくレトロ編集長
フリーランスライター。明治〜昭和頃の喫茶店の歴史にまつわるコラムや、純喫茶の取材記事などを執筆。Twitter:@2erire7