【閉店】【浅草・お土産】「金龍山」の揚げまんじゅう(日持ち/保存方法)

※「金龍山」は、2021年7月に閉店しました。

今回は、浅草・仲見世通りにある「金龍山」の揚げまんじゅうをご紹介します。

浅草の仲見世通りに店舗を構える「金龍山」の揚げまんじゅう

「金龍山」は1675年、江戸時代から続く超老舗。浅草・仲見世に店舗を構えていて、揚げまんじゅう、浅草餅、切山椒など売っています。

仲見世には他にも揚げまんじゅうのお店がありますが、「金龍山」が1番の老舗です。

他の2店舗(中富・九重)はバラ売りをしていますが、こちらは箱入りのものでしか売っていません。今回買った5個入り750円のものが最小サイズです。また、他の2店舗では味のバリエーションがありますが、「金龍山」はプレーンのみ。

ほかの店舗でバラ売りのものを買ってみて、食べ比べしてみるのも楽しいかもしれませんね。

購入♪ さて、家に持ち帰って食べるとしましょう。

さっそく開封!浅草「金龍山」の揚げまんじゅうはどんな味?

箱はこんな感じでシンプル。雷門や和柄模様など、浅草感満載のデザイン。筆で描かれた文字も味があっていいですね。

箱を開けてみました。箱と同様に中身もシンプルですね。ぽてっと丸いまんじゅうが5つ並んでいて、なんだか可愛らしい印象。

断面はこちら。中にはこしあんがみっしりと詰まっています。

ひと口ほおばると、ふわりと揚げ油の香りが広がります。もぐもぐと咀嚼すれば、なめらかなこしあんとまんじゅうの皮とが混ざり合い、得も言われぬハーモニーを奏でます。堪らないおいしさ……!

そのままでもおいしいですし、トースターで温め直してもおいしく食べられるかと思います。

カラっと揚がっているのでしつこさはないとはいえやはり揚げ物なので、飲み物には口の中をスッキリさせてくれる濃いめの緑茶が合いますね。

なお、「金龍山」さんは通販を行っていません。お買い求めの際は、浅草まで!

浅草「金龍山」|揚げまんじゅうの日持ち、持ち運びやすさなど

揚げまんじゅうの日持ちは4日ほどです。生菓子などとくらべるともつ方ではありますが、早めに食べたほうがおいしくいただけます。

あとは常温保存可なので、夏場や遠方への訪問でも持ち運びしやすいかと思います。

山椒が香る餅菓子・切山椒もおいしくて手土産におすすめなんですが、暑い時期は日持ちがしないから販売していないそう……。10月ごろから販売するみたいなので、機会があればご紹介したいと思います。

浅草「金龍山」店舗情報

浅草出身のライター。「レトロ」を軸に執筆活動を展開。「和樂Web(小学館)」「びゅうたび(JR)」など各種メディアにて、明治〜昭和の喫茶店文化や食文化にまつわるコラム、レトロスポットの取材記事などを執筆。当Webマガジン「てくてくレトロ」主宰。